緑区 社会
公開日:2026.08.06
【街かどで】 南長津田団地の交流拠点「カフェみなみ」が設立10周年 今後も地域の居場所を目指して
南長津田団地の「カフェみなみ」がこのほど、設立10周年を迎えた。同運営委員会の水野美紀子代表は行政と交わした「10年間の運営」という区切りの年を迎え、自治会や管理組合、ボランティアらが話し合い、今後もカフェの運営継続を決めたという。
高齢化が進む同団地において、住民の孤立防止や多世代交流の場を目指し、同団地自治会の栗山孝子会長らが対策委員を発足して準備を進め、2016年5月にオープン。横浜市の「団地再生モデル支援事業」の補助を受け、団地内の三角ホールを改修して整備された。「10年間は運営を続ける」と約束してスタートした事業だったという。
「ここへ来れば誰かに会える」を目標に掲げ、水野代表を中心とした運営委員会や地域ボランティアが運営を担う。飲み物は100円で提供され、活動を重ねる中で、店内には住民が自発的に持ち寄った本や手作りの飾りなどが集まるようになったという。隣接する公園へ遊びに来た子どもも立ち寄るなど、住民と共につくりあげる交流拠点となっている。
10年間の活動を通じて、現在では団地の住民だけでなく、近隣地域からの利用客も増加している。運営メンバーの高齢化という課題はあるものの、地域の居場所を維持するため、今後も同様の体制で継続する方針だ。
水野代表は「家で一人でいるより、ここでお茶を飲み『今日はよかったね』と会話できるのがすごく良い。同じように続けたい」と話す。また、利用する子どもたちについても「将来自分で生活するようになった時、『良いところがあったな』と思い出してくれれば」と話している。
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