神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2020年1月30日 エリアトップへ

サッカー・J1リーグへ13年ぶりに昇格した横浜FCの監督を務める 下平 隆宏さん 南区在住 48歳

公開:2020年1月30日

  • LINE
  • hatena

規律で統率 快進撃の指揮官

 ○…2007年シーズン以来、13年ぶりのJ1昇格を決めた横浜FC。昇格決定後、表敬訪問などで多忙な日々の中、「昇格したことで周囲からお祝いのメッセージをもらったし、周囲からの注目も大きく変わっていくんだなと感じた。同時に、いよいよだなという思い」と多くのお祝いの花に囲まれ、落ち着いた低い声で昇格の実感を振り返る。

 ○…19年シーズンからヘッドコーチを務めた後、5月中旬に監督に就任。「J1昇格は難しいが、プレーオフに食い込めれば」と就任当初のことを回想するも、その後チームは6月末から18戦連続無敗を記録し、快進撃を見せた。「さまざまな世代の選手がいる中、まずはピッチ外での規律を作り、守っていくことでピッチ内での規律、つまり戦術も成り立ってくる」とチームを率いるにあたり、大切にしてきたことを手振りを交え話す姿にサッカーへの真摯な姿勢が垣間見える。

 ○…兄の影響で小学校1年からサッカーを始める。「年末とお盆を除いて、363日サッカーだった。コーチがめちゃめちゃ厳しかった」と表情を緩ませ笑みを浮かべながら話す。サッカーは「高校でやめるつもりだった」という。美容師になろうと内定までもらっていたが、全国高校サッカー選手権の初戦敗退の悔しさから「何とかサッカーを続けたい」と日立製作所サッカー部(現・柏レイソル)に入部。以降、長年にわたり活躍してきた。

 ○…「J1では一つのミスが命取りになる。そのミスをなくしていきたい」と今シーズンへ向けた課題を話し、「戦い方の構想は頭の中でできている。厳しい戦いになるが、その中でまずはJ1に定着することが目標」。静かに、力強く話した。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook