瀬谷区商店街連合会（伊藤吉治会長）による「お祭り広場」が11月23日、瀬谷駅南口近くのタイムズ駐車場で開催。晴天に恵まれ、親子連れなど延べ１６００人が訪れるなど賑わいを見せた。





　この催しは、新型コロナウイルスの影響で夏祭りやハロウィーンといった商店街の恒例行事が行えていないことから、地域に活気を取り戻し、住民に楽しんでもらおうと企画。準備期間は２カ月弱と短かったものの、伊藤会長を始めとする区商連の役員を中心にプログラムを練り、実現にこぎつけた。また、開催にあたっては露天商で構成される横浜イベント商業協同組合に加え、近隣に施設やクラブハウスを構えるスポーツクラブＮＡＳ瀬谷や瀬谷インターナショナルフットボールなどの協力もあった。





　ステージでは岡津中学校のダンス部や、大和市を拠点とする「ＢＩＧ　ＢＬＡＣＫ　ＤＡＮＣＥ　ＳＴＵＤＩＯ〜Ｂ．Ｂ団〜」、津軽三味線奏者の小山憲斗さんがパフォーマンスしたほか、和太鼓グループ「ＴＡＫＥＲＵ」が出演した。露店や瀬谷小学校の児童による野菜販売もあり、訪れた人たちは久しぶりの地域行事を満喫した様子。母親や弟と来場した小学２年の児童は「ダンスを見るのが楽しみです」と話した。





　伊藤会長は「企画立案から当日まで大変でしたが、皆さんが楽しんでいる様子を見て苦労が吹き飛びました。来場者や協力してくれた人たちへの感謝の気持ちで胸がいっぱいです」と手ごたえを感じていた。