横浜瀬谷ロータリークラブの会長に7月1日付けで就任した 加藤 文仁さん 旭区在住 52歳
奉仕活動に彩りを
○…創立52年の歴史があり、多業種の経営者などで組織される横浜瀬谷ロータリークラブ。区内においては瀬谷フェスティバルの参加や赤い羽根の共同募金活動、瀬谷駅と三ツ境駅へのせやまる文庫設置などさまざまな奉仕活動を展開してきた。会員24人をまとめる会長就任にあたり、「背筋が伸びる想い。しっかり務め上げたい」と気を引き締める。
○…2013年に入会。9年間の活動で得た大きな財産というのが、仕事や業種の垣根を越えた人たちとの出会いだ。会員同士の交流を通じ、「自分はまだまだ知らないことばかり」と人生における学びを多く得た。課題の一つである会員増強についても、「人とのつながり」といったロータリーの魅力をいかに伝えていくかが鍵になると考えている。
○…鶴見区で生まれ、中学生の頃に旭区へ。20代半ばに土地家屋調査士を志し、「一生分の勉強をした」と振り返る数年間を経て資格を取得。2005年に旭区で事務所を立ち上げた。仕事やロータリーで多忙な日々を送るが、趣味も欠かさない。30代前半から少林寺拳法に取り組み、コロナ禍になってからはクラシックギターを始めた。自動車も好きで、「とにかく趣味の話は尽きない」と豪快に笑う。3年後の結婚30周年には、四国八十八カ所の霊場を巡るお遍路旅を妻と計画しているそうだ。
○…同クラブはここ2年間思うように事業が行えず、週1回の例会も休止となる時期があった。新年度は例会開催など基本に立ち返り、「会員全員が元気に楽しめるクラブにしたい」と組織の充実を図る。瀬谷フェスの参加も予定しており、「コロナの影響で空白になってしまっていた部分を、色付けしていければ」と思い描く。
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