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公開日:2023.01.26

橋戸囃子
150年続く伝統芸能
招福獅子舞、地域で披露

  • 下瀬谷地域ケアプラザでは親子に向けて披露

    下瀬谷地域ケアプラザでは親子に向けて披露

  • 伝統芸能を受け継ぐ役割を担う会員たち

    伝統芸能を受け継ぐ役割を担う会員たち

地域住民により約150年前から受け継がれている「橋戸囃子」。毎年1月は獅子舞を地域で披露するなど新春の風物詩になっている。会員の高齢化に加えて、新型コロナの影響も受けるなか、郷土芸能保存会橋戸囃子連中の青木博之会長代行は「地域を盛り上げていくためにも橋戸囃子の魅力を多くの人に伝えていきたい」と意気込む。

 1月13日、下瀬谷地域ケアプラザのデイサービスと親と子のフリー広場で橋戸囃子連中による獅子舞演舞が披露された。広場を訪れた子どもたちは獅子舞に興味津々で、ダイナミックな動きに驚き泣く子がいれば、時折見せるコミカルな姿に惹かれ近づいていく子も。最後には健康を祈願し、獅子が子どもたちの間を回りながら一人ずつ頭を噛む仕草をしていった。

地域で受け継がれ

 青木会長代行によると、橋戸囃子は明治初期から続く伝統芸能で、第二次大戦前は特に盛んだったという。戦争で一時中断したものの、戦後に復興の機運が高まり、地域の古老らを中心に昭和30年代に復活。1976年には若者が引き継ぐかたちで橋戸囃子連中となり、81年には横浜市から無形民俗文化財の保護団体に認定された。

 橋戸囃子連中には現在、20人が在籍。左馬神社の祭礼をはじめ、地域行事などでお囃子を披露してきた。招福獅子舞は毎年1月3日に地元自治会での練り歩きが行われているほか、高齢者施設や保育園などからの依頼を受けて出演している。

 橋戸囃子は地域の先人から口伝で受け継がれてきた。「譜面が無いから先輩たちの手の動きを見て、音を耳で聴いて覚えるんです」と青木会長代行。太鼓の拍子や笛の旋律について、「トンツクトンツク」「ピーヒャララ」といったお囃子ならではの文句を何度も聴きながら身に付ける。

後継者育成に意欲

 活動における課題の一つが後継者の育成だ。会員の増加に加えて、子どもたちへのPRも重要だという。昨年5月には同神社のプチ縁日で体験会を開き、太鼓に触れてもらったり、道具の説明をするなどした。

 「我々のことを多くの人に知ってもらいたい。そのなかから、一緒に活動したいという人がいれば嬉しい」と青木会長代行。「先人から受け継いだものを、次世代に残していかないといけません」と意気込んでいる。

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