原中学校女子バレーボール部（丸野豊顧問）が、４月22日から５月３日まで開かれた神奈川県中学校バレーボール選手権大会横浜地区予選会で準優勝に輝いた。

　市内１２９校が参加した予選会。原中は南高附属、神奈川大学附属、十日市場、平戸、境木と対戦し、全てセットカウント２―０で勝利。準決勝では昨秋の市大会２位で、練習試合で負け越していた港南と対戦。第１セットは一進一退の攻防の末、27―25で勝利。この勢いのまま第２セットも勝利した。決勝では強豪の汐見台に敗れたが、昨秋の市大会３位から１つ順位を上げた。

対戦相手を研究

　同部は現在、６月３日（土）に始まる県大会に向けて練習を重ねている。部員32人のうち小学校からのバレー経験者は１人だけだが、「指示を受けなくても自分たちで考えて練習に取り組む姿勢や、相手の戦術を分析する能力に優れている」と丸野顧問は話す。

　大会の結果について、樋口沙耶部長（３年）は「過去の練習試合の動画を何度も見返して相手を研究した。結果に結びついてよかった」と話した。荒木優希キャプテン（同）は「順位を上げる目標を果たせた。さらに努力してもっと上を目指していきたい」と意気込みを語った。