神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2024年8月8日 エリアトップへ

南舞岡小・日限山小 「統合」へ部会が了承 26年4月に新校開設へ

社会

公開:2024年8月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
南舞岡小学校
南舞岡小学校

 児童数が減少している南舞岡小学校(戸塚区)の規模適正化に向け検討が続いていた同校と日限山小学校(港南区)の統合について、検討部会が統合を了承したことが分かった。両校を統合した新校は26年4月に現在の日限山小の校舎で開校する見込みだ。

 市は「横浜市立小・中学校の通学区域制度及び学校規模に関する基本方針」で11学級以下の小学校を小規模校としているが、現在の南舞岡小の一般学級数は9学級で、小規模校の状態が続いている。そこで、市教委は22年に近隣の日限山小との間で規模適正化に向けた検討を開始。地域住民や両校PTAなどで構成される「『日限山小学校・南舞岡小学校』通学区域と学校規模適正化等検討部会」を設置し、議論を重ねてきた。

 同部会が7月9日に公表した会議録によると、5月29日に開催された「第8回検討部会」において、両校の統合を了承。正式決定は条例改正などを経てからだが、市教委によると「事実上の決定」という。使用校舎は日限山小だが、両校とも統合時点で一度閉校し、新校として26年4月に開校を迎える見込み。

 今後、同部会では新校の名称などが検討される。同部会の金子昭部会長は「反対意見もあるが、最終的には『やむを得ない』という結論になった」と「統合」に至った経緯を説明した。

防災拠点当面は維持

 4月に行われた説明会では、地域防災拠点についての意見も挙がった。地域防災拠点は災害時に避難所となる場所。南舞岡小も指定されているが、閉校に伴い拠点機能が失われることが懸念されていた。

 ただ、市教委担当者は「後利用が決まるまで、機能を維持する」と回答。さらに「財政局の管轄」としながらも「旧庄戸中(栄区)のように機能維持を条件に後利用者を決定したケースもある」と後利用決定後も機能を維持する可能性を示唆した。

日限山・南舞岡周辺図
日限山・南舞岡周辺図

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

初の「いっずん」グッズ販売

泉区役所

初の「いっずん」グッズ販売

区制40周年への機運も

9月12日

ドローンで地域防災強化

吉田矢部連合

ドローンで地域防災強化

町内会員ら6人、資格取得

9月12日

「いずみ無料塾」が開講

「いずみ無料塾」が開講

小中学生対象に毎週火曜

9月5日

「とつかさくら塾」に改名

旧・戸塚区地域づくり大学校

「とつかさくら塾」に改名

講座内容もより気軽に

9月5日

子どもらに「楽しい祭り」を

原宿・若葉会

子どもらに「楽しい祭り」を

浅間神社で9月7日

8月29日

猫伝説で地域活性へ

踊場

猫伝説で地域活性へ

「碑」保存のクラファンも

8月22日

平成横浜病院

横浜市の健診・検査

https://yokohamahp.jp/

衆議院議員 山崎誠 

9/8シンポジウム「裏金国家からの脱却 日本再生のためのプランB」

https://yamazakimakoto.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月25日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook