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公開日:2026.08.27

戸塚区川上第二団地 ネパール住民と親睦深め 交流会、食事会通じ生活支援

  • ネパール語で作成したチラシを手にする(左から)小野木さん、青木会長、山崎さん

    ネパール語で作成したチラシを手にする(左から)小野木さん、青木会長、山崎さん

 川上第二団地自治会(青木久会長)で、ネパール人の住民が安心して暮らせる環境づくりと交流を深める試みが進められている。団地のルール、ごみの分別、日本の教育制度などを伝えようと、関係機関とも連携を図る。

 約400世帯ある川上第二団地で、ネパール人が暮らす世帯は50近く。駅近ながら安価な家賃や、仲間が多く暮らす環境もあり、3年ほど前から入居者が増えているという。一方で、課題となっているのが文化の違いや言葉の壁。ごみの出し方や団地周辺での行動が気になり、接し方が分からない住民から不安の声も上がっていた。

 そこで今年5月、自治会はネパール人との交流会を初開催。ネパール語でチラシを作り呼びかけたところ、15人ほどが参加し、自治会役員らが困りごとや悩みごとに耳を傾け、日常生活で必要なことなどを助言。7月には2回目の交流会と、食事会も実施するなど親睦を深めている。

 企画の発起人で中心となって取り組みを進めている自治会事務局長の小野木英隆さん(83)は、「すれ違いではなく、お互い理解し合うことが大切。ご近所同士の関係を築けたら」と期待を込める。その思いがネパール人の高校生らに伝わり、小野木さんの意向を家族や仲間に共有するなど、橋渡し役を担ってくれるように。「笑顔であいさつしてくれたり、自治会の清掃活動に参加してくれたり、歩み寄っている実感はある」と徐々に手応えも出てきている。

3度目の交流会へ

 ネパール人の生活支援のため、9月1日(火)に3回目の交流会を予定。市国際交流協会や専門家、通訳らを招き、税金や年金制度、日本の教育制度などについての説明や質問も受け付けたい考え。

 「住民の高齢化が進み、交流することに関心が薄い住民もいるが、日本の生活習慣を取り入れようと努力しているネパール人も多い。住民も誠意をもって接することが大事」と自治会広報副部長の山崎一郎さん。外国人が増える日本社会で、温もりあるコミュニティづくりをめざす。

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