市政報告 カジノＩＲ誘致撤回が結実 横浜市会議員 長谷川えつこ
山中竹春新市長を迎えて、初めてとなる「令和３年第３回横浜市会定例会」が行われました。今回の定例会では令和２年度決算と一般会計補正予算等が審議され、10月22日に閉会しました。
そして、これからの市政運営の方向について、山中新市長から本会議での所信表明がありました。その中で、選挙直前のマスコミによる世論調査で７割超の市民がカジノ誘致反対を出していた『ＩＲ誘致の撤回』を宣言し、議会の場で正式に表明がなされました。これにより、多くの横浜市民の方から安堵の声をいただいております。
これは市民の皆様の声で政治を変えた第一歩となったのではないでしょうか？市政の運営を担う「横浜市長」を「横浜市民」が選んだ結果、『ＩＲ誘致撤回』という回答を市民が導いたと言っても過言ではありません。
さらに、事業者選定などを進めてきた「ＩＲ推進室」も廃止となり、今後はカジノに頼らない臨海部のまちづくりを進めていきたいと思います。
全員喫食を検討へ
中学校での給食を実施していない横浜では現在、配達弁当「ハマ弁」を学校給食法上の「給食」とし、家庭弁当、業者弁当、ハマ弁などの中から選ぶ選択制の給食となっています。これについても、中学校全員喫食の給食実現に向けて、最適な方法を検討していく事となりました。皆様の声を市政に生かし、オープンで風通しの良い市政運営が行われることが期待できます。横浜市が直面する様々な課題に向き合い地域住民とのコミュニケーションを大切にヨコハマ新時代を作り上げて行きたいと思います。
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