港南区・栄区 社会
公開日:2026.08.06
港南・栄 消防署 バスで熱中症防止を啓発 ステッカーなど作成
熱中症の搬送者数が2022年以降、毎年1000人を超え増加傾向にある横浜市。7月25日には市内で79人が熱中症で搬送され、今年度最多を記録した(7月27日現在)。このような状況を受けて港南区、栄区の各消防署はこのほど、熱中症への注意を呼びかけるために路線バス内での啓発物の掲示を開始した。
港南消防署は市営バス港南営業所に置かれている63台にステッカーを掲示。港南台にある済生会横浜市南部病院による協力のもと、同院の副院長で救急センター長も務める豊田洋医師が「エアコンを適切に活用し、喉が渇く前にこまめな水分補給をしましょう」と呼びかける内容になっている。
同署の担当者は「今度はJRや市営地下鉄にも声をかけ、ステッカーがより多くの人の目に留まるようにしたい」と今後の展望を話した。
栄消防署ではポスターを作成。(株)江ノ電バス鎌倉営業所の約60台と神奈川中央交通(株)横浜営業所の約60台に設置されている。ポスター中央には大きく「熱中症になる前に」と記載され、「水分・塩分補給」や「直射日光を避け体を冷やす」など基本的な対策を紹介している。
今回の取り組みに際して「ポスターはケアプラザや地区センターにも配布した。区民の皆さんが水分補給などを意識するきっかけになれば」と同署の担当者は期待を込める。
今年度は港南区、栄区ともに昨年同時期と比較して熱中症による搬送者は減少しているが「室内での搬送者が多いので、家の中でも気をつけて欲しい」と両区の消防署員は呼びかけている。
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