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中区・西区版 公開:2019年6月6日 エリアトップへ

中区初音町に本部を置く「日本おはじきサッカー協会」創設者で代表理事の 鴻井 建三さん 鶴見区在住 57歳

公開:2019年6月6日

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弾いてみれば魅力が分かる

 ○…ペナルティエリア外から左前方に出されたスルーパスにFWが追いつき、ワントラップから一閃。ボールは選手もろとも豪快にゴールネット右上に突き刺さった―。シュートを放ったのは右手の人差し指。本物のサッカーと変わらない、躍動感ある「おはじきサッカー」の魅力を実演してくれた。

 ○…サッカー場を模したテーブル台の上で、選手の人形が乗ったおはじきを指で弾いてボールを動かし、ゴールを狙う。そんなおはじきサッカーとの出会いは仕事がきっかけ。南区の救急救命センターで作業療法士としてリハビリ支援に従事していた際、患者とプレーすると「表情も意識も乏しい方が笑ってくれた。これは素晴らしいと思いました」。何よりも素晴らしいと感じたのは、W杯があること。「事故や病気で障害がある人でも世界を目指せる。もっと色んな人がプレーできるように」と普及を目的に07年に協会を設立。12年には念願のW杯にも出場した。国を代表して挑んだ英国・マンチェスターでのプレーは「指が震えました」と振り返る。

 ○…とはいえ競技人口は120人ほど。9日に行う全日本選手権はみなとみらい駅構内での公開実施。競技普及のチャンスと捉える。合間には体験会も行う予定で「ゴールの快感はサッカーと同じ。弾いてみれば魅力がわかる。ぜひ体験してほしい」と訴える。

 ○…仕事の関係で横浜に移り住んで30年。訪問セラピストの仕事と並行し、こども医療センターで入院児とおはじきサッカーを楽しむボランティア活動も毎月続ける。Jリーグではフリューゲルスサポーターだったことから横浜FCを応援。公式戦で使うおはじきには毎年最新のユニフォームが描かれている。「カズっぽい選手もいますよ」

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