鶴見区民や区内団体などから成る鶴見駅中距離電車停車等推進期成会(石川建治会長)が、3月24日、JR東日本本社=東京都渋谷区=を訪れ、神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の鶴見駅停車を含めた要望書を提出した。
JRへの要望は、毎年実施しているもの。昨年はコロナ禍で事務局のみでの対応。今回も人数は縮小したものの、「途切れさせてはいけない」と石川会長らが出席して要望書を手渡した。JR側は坂井究常務取締役らが応対した。
書面では、鶴見駅が市内のJR在来線で4番目の乗降客であることなどを挙げ、現状通過するのみとなっている相鉄・JR直通線の停車を要望。そのほか、駅舎の改良や歩行者デッキ設置などの駅施設の充実、鶴見線利用者の利便性向上、JR南武線矢向駅の高架化や橋上駅舎などの検討をあわせて求めた。
2年ぶりに懇談した両者は、途切れずに話し合いをしていくという方向性を確認。期成会は「顔を合わせて意見交換をすることで、重要度が伝わる」とし、「コロナ禍でも方向性を確認できたのは良かった」と話した。
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