県政レポートNo.7 未来のために、人への投資を 神奈川県議会議員 ためや 義隆
コロナ後を見据える年に
昨年末から街も賑わいを取り戻しつつありますが、感染症は第6波の懸念もあり、引き続き用心しなければなりません。その一方で、アフターコロナを見据える必要もあります。
地域経済の振興のため、県では「かながわPay」などで消費喚起に取り組んでいますが、これら施策の効果検証を行い、今後に活かすことが必要です。
今年も地域の声に寄り添った活動を行い、県議会でしっかりと声を上げてまいります。
教育こそ人づくり
昨年の県議会文教常任委員会にて、教員の質の維持やネットいじめ対策について議論を行いました。県の調査によると、小中学校でのいわゆるネットいじめが増えています。
表に出にくいネットいじめだからこそ、見つけた時にしっかりと声を上げる教育、啓発が重要と指摘。ICT機器は効果的に活用できる反面、傷つけあう道具にもなりえます。
これは社会として考えなければならない現代の課題といえます。
教員採用試験の志願者数や平均倍率は年々下がっており、教員の質の維持という観点でも危機的な状況です。
かつて日本育英会の奨学金は、教員になる場合は返還免除でしたので、こうした動機付け・インセンティブが働く仕組みの実施を提案しました。
県教育委員会は、制度の研究をしていくという答弁でしたが、未来のためには教育こそ最重要。今後も議論・提言を続けてまいります。
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