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鶴見区 文化

公開日:2023.09.07

岩崎さん(諏訪坂在住)が自叙伝執筆
昔懐かしい鶴見の描写も

  • できあがった書籍を手にする岩崎さん

    できあがった書籍を手にする岩崎さん

 諏訪坂在住の岩崎しげるさん(80)がこのほど、自身や家族の半生を基に綴った自叙伝『小さな食卓 大きなテーブル 茜の回顧録』(ペンネーム・岩崎藍)を自費出版した。

 警察官として駐在所に勤務し、厳しかった父。小学3年生で新しく迎えた母との心の距離。それでも主人公の茜は妹の面倒を見ながら気丈に成長し、美容師として働き始める――。両親ともやがて打ち解けていく茜の成長や、家族の大切さ、愛情の深さを感じられる心温まるストーリーとなっている。また、獅子ケ谷や駒岡、東寺尾など、茜が幼少期から過ごした当時の鶴見の懐かしい風景も書き記されている。

 岩崎さんが本格的に執筆したのは今回が初めて。コロナ禍で趣味の習い事が休止していた時に、娘から背中を押されて書き始めた。「80歳の記念になればと書き始めたら、書きたい思い出が湧き出て止まらなかった。自分や家族のことを書くことに最初は恥ずかしかったけれど、自分の人生を振り返る意味でも形にして良かった」と笑顔で語る岩崎さん。

 全148ページ。エピソードごとに俳句も添えた。印刷や校正、製本はタウンニュース社が担当した。書籍は販売していないが、豊岡小学校そばの地域交流拠点「ストーリー55」(豊岡町33の21)で閲覧もしくは希望者に贈呈している(数量限定)。(問)同所の荒木さん【電話】045・574・4567。

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