「横浜スカーフ親善大使」の13代目メンバーに選ばれた 鈴木 理央さん 区内在住 21歳
スカーフPRで恩返しを
○…「ビシッと決めたい時のワンポイントにぴったり」。スカーフに初めて触れたのは、10代だった3年前。上半身が華奢に見える骨格で服装に悩んでいると母からスカーフを勧められ、巻いてみると全体の印象が一瞬で変わった。「華やかで軽く、まるで魔法みたいでした。今もスカーフはちょっと良いお店に行く時に身につけていきます」と笑顔で語る。
○…生まれも育ちも鶴見。今年で創立30周年を迎える新鶴見小学校の出身。「ちょうど10年前が6年生で、周年の実行委員会でいろいろ携わりました。もう10年も経っちゃったのか」と苦笑い。矢向中学校では吹奏楽部に所属し、副部長も務めた。新鶴見公園で毎年行われるサマーフェスティバルや尻手銀座商店街のイベントでもよく演奏していた。「特に矢向地区センターは思い出の場所。初めてトランペットをソロで演奏したんです」と懐かしむ。
○…高校時代に「世界一のミーハーになる」という目標を掲げ、いわゆるZ世代のトレンドを自身のSNSで発信してきた。特にスターバックスコーヒーのファンで、季節ごとに新作が発売されると朝一番で店に向かい、すぐに紹介してきた。「おかげで甘いもの好きと目を付けられて、友達によくスイーツの食べ放題とかに誘われていました」と笑う。
○…先日スカーフ大使の任命式が行われ、正式に活動が始まった。「若い人はあまりスカーフに馴染みがないと思うので、まずは知ってもらうことが大切。横浜スカーフはシルク100%で肌触りも良いので、ぜひ手に取って感じてほしい」と話す。大使の任期は1年間。「地場産業をPRすることで、生まれ育った横浜に一つ恩返しができたら嬉しい」と満面の笑みで思いを語った。