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公開日:2026.06.11
横浜市東部斎場 27年3月下旬に供用開始 火葬待ち日数短縮を期待
2024年から大黒町で工事が進められている横浜市東部斎場が来年3月下旬より供用開始する。市内5カ所目の市営斎場となり、鶴見や港北、神奈川区などの火葬需要に応える。市は同斎場供用開始により、火葬待ち日数の短縮を見込んでおり、利便性向上に向けて斎場周辺の道路整備も進めている。
市の統計では、昨年度の市内の死亡者数は4万563人で毎年増加の傾向があり、それに伴って火葬需要も増加している。現在市内の5カ所の斎場(うち1斎場は民営)は受入可能数の限界に達しており、火葬待ち日数も長期化の傾向がある。東部斎場では1日最多で約50件、年間1万2000体の火葬が可能になると見込まれている。
市内には西区、戸塚区、金沢区、緑区に市営斎場があるが、鶴見区は市営斎場と離れているため、区民の火葬の約1割は川崎市などの市外斎場を利用している現状がある。
同斎場は現在生麦駅から約1・2キロ離れた神奈川産業道路沿いの大黒町18の18に建設中。
生麦ICから近いため車でのアクセスも良く、駐車場は約150台収容可能で鶴見区のほかにも、神奈川区や港北区の火葬需要にも応えられる形となっている。
鶴見方面から同斎場に向かう際、中央分離帯の関係で斎場に右折できない状態だが、利便性向上のために開所に合わせて右折レーンの整備も行われる。
各階で機能分割
同斎場は敷地面積約1万1000平方メートル、地上4階地下1階の大型の斎場となる。
各階で機能が分かれ、1階には通夜や告別式を行う葬祭ホール、2階には火葬炉16炉が設置されており、各炉前に告別収骨室を整備。3階は休憩室16室に加え、キッズスぺースも設けられる。4階は、通常は立ち入ることができないが、臨海部という立地特性を踏まえて津波避難スペースなどの安全機能を組み込んでいる。各階はスロープで移動できる構造となっている。
今後は9月に指定管理者が決定し、12月に斎場竣工、開所前には周辺企業や住民を対象とした内覧会の実施も予定されている。
市担当者は「東部斎場の供用開始に伴って、増え続けている火葬ニーズを将来にわたって応えることができれば」と話している。
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