戻る

神奈川区 社会

公開日:2023.02.02

市環境科学研究所
市内児童が生き物調査
9種類対象 減少など確認

  • 生息域拡大が落ち着いたとみられるタイワンリス=同研究所提供

    生息域拡大が落ち着いたとみられるタイワンリス=同研究所提供

 横浜市環境科学研究所=恵比須町=は1月17日、市立小学校の児童が参加した市内の生き物調査について結果を発表。ノコギリクワガタなど3種類における確認率の大幅減少やリスの生息域拡大が落ち着いたとみられることなどが分かった。

 同調査は自然や生き物への関心を高めてもらうとともに、生物多様性保全のための基礎データ取得を目的として、2013年度から市内全域で実施している。

 調査する生き物は毎年変わり、数年おきに再び対象とすることで推移を確認している。今回はアマガエルやリス(市内で確認されているのは全て特定外来生物であるタイワンリス)をはじめ、ノコギリクワガタやタヌキ、つくしなどが対象になった。

1万人超が参加

 同研究所は昨年6月、市内の小学校340校の5年生約3万人へ調査票を配布。過去1年間、自宅や通学する学校の近くで見つけたり鳴き声を聞いたりした生き物について、1万人を超える児童が確認を報告した。

 結果として、ノコギリクワガタ、つくし、アマガエルの3種類は前回より5〜11ポイント減少。これらは田んぼや畑、ため池、雑木林などに生息する生き物で、稲作体験の減少などコロナ禍による子どもたちと自然の関わりが変化している可能性もある。

 また南部に多いリスは、13年から19年にかけて確認率が35%から42%に増加していたが、今回は41%とほぼ横ばいの結果に。北部での確認率が低いことから、恩田川や鶴見川など大きな河川が生息域拡大を制限していることが考えられるという。

 そのほか5種類は、前回から増加か横ばいに推移している。調査の詳細は、同研究所ホームページから確認できる。

 また神奈川区から参加した児童が在籍する小学校は以下の通り。▽神奈川▽神橋▽神大寺▽斎藤分▽菅田の丘▽二谷▽三ツ沢

神奈川区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

神奈川区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

神奈川区 ローカルニュースの新着記事

神奈川区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS