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宮前区版 公開:2018年10月5日 エリアトップへ

7日 菅生神社例大祭で奉納 初山が守り継ぐ「獅子舞」 地域の絆、色濃く残る

文化

公開:2018年10月5日

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奉納に向け練習を積む舞子と親獅子(奥)=29日、初山会館
奉納に向け練習を積む舞子と親獅子(奥)=29日、初山会館

 江戸初期から続くとされ、県無形民俗文化財に指定されている「初山の獅子舞」。菅生神社例大祭での奉納に向け、舞子の練習に熱が入る。

 現在、舞子を務めるのは、天狗の田部玄周君(11)=菅生小6年=、剣獅子の吉田陽翔君(11)=同=、玉獅子の南颯汰君(11)=同5年=、巻獅子の大嶋丞さん(13)=菅生中1年=の4人。昨年、舞子を引き継いだ。

 指導役を担うのは親獅子と呼ばれる先代の舞子たち。「手を大きくあげて!」「上半身に動きつけて!」。練習場の初山会館に声が響く。親獅子の1人、内藤龍輝さん(18)は「舞子のみんなは素直で良い子。教える立場として助かります」と優しい眼差しで稽古を見守る。

 デビューの昨年は2カ月半の練習期間を経て、本番に臨んだ。今年は19日間、夜間2時間の練習を積む。「今年は腰を低く保ちたい(大嶋)」「ビデオでも見直して練習してきた(南)」「昨年より練習が少ないが、しっかり舞えるよう頑張りたい(吉田)」「最初は不安だったが、親獅子、地域のみんなが教えてくれるので不安がなくなった(田部)」と、意気込みを語る。

 保存会の会長を務める矢澤博孝さん(74)は「子どもたちは地域の宝、磨けば光る初山のダイヤモンド。将来の初山を担ってくれる」と話す。

 獅子舞は10月7日(日)、菅生神社例大祭で奉納される。午後2時ごろ。6日(土)の宵宮では、初山会館で午後7時半ごろに披露される。両日とも初山会館では江戸期の物とされる獅子頭も展示される。

 菅生神社では、6日に恒例の演芸大会を開催。午後2時半から9時まで。菅生青年同志会一座による芝居「国定忠治」など様々なプログラムが行われる。7日の神輿は、午前8時に宮出し、午後5時半ごろ宮入りの予定。
 

菅生神社の例大祭、お神輿、演芸大会も

2018年10月7日

0:00開始 〜 0:00終了

神奈川県川崎市宮前区菅生神社

費用:無料

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