神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2025年3月28日 エリアトップへ

プロバスケットボール、Bリーグ1部の川崎ブレイブサンダースに所属する。 飯田 遼さん 川崎市在住 29歳

公開:2025年3月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
飯田 遼さん

心動かす存在目指して

 ○…さまざまな事情で試合会場に来ることが難しい人のために、観戦の機会を作りたい--。そんな思いから、ひとり親家庭をホームゲームに招待する「飯田遼シート」企画を始めて約4カ月が過ぎ、招待者が100人を超えた。「お土産」には一枚ずつ手書きした手紙も同封する。子どもたちと観戦を終え、手紙を見た親たちから届く感謝の言葉にも目を通し、「たくさんの家族に楽しんでもらえてうれしい」と目を輝かせる。

 ○…2023年に川崎に移籍する以前から、観戦が容易ではない人々に心を寄せていた。「バスケットボールの迫力に触れて何かを感じてくれたら、ささやかでもその人の力になるかもしれないと思って」。大好きな「劇団四季」の舞台に感動し、何度も心を動かされたことからも着想を得た。「僕たちも、誰かの『劇団四季』のような存在になれると思うので」

 ○…長野県富士見町出身。拓殖大学外国語学部に進学し、バスケに打ち込みつつ勉学にも堅実に向き合い、ネイティブ並みの英語力を身に付けた。卒業後はB2所属の長野のクラブに加入し、山形、香川と移籍を経てB1クラブの川崎へ。移籍のたび新たなチームで関係性を築いた経験と、語学力もあいまって、柔軟なコミュニケーション力への期待値も高い。

 ○…川崎市の印象を問うと「すっごい都会」と即答し、「田舎育ちなので」と謙遜する。昨年9月に開かれたラゾーナ川崎(幸区)での出陣式では、会場を埋め尽くしたファンの熱量に圧倒された。その一方で、不遇の時代を知るベテラン選手から「昔は違った」とも聞き、考えた。「支えてくれるファンの方々が、『応援してよかった』と思えるプレーをしなくては」という決意を胸に、日々コートに立つ。

宮前区版の人物風土記最新6

江口 政喜さん

第41回全国都市緑化かわさきフェアの植物調達実務統括部長を務めた

江口 政喜さん

千葉県在住 55歳

4月18日

渥美 和幸さん

白菜キムチの販売数でギネス世界記録を達成した「おつけもの慶」を運営する

渥美 和幸さん

川崎区在住 54歳

4月11日

内田 久仁子さん

看護師として地域の外出促進企画に携わる

内田 久仁子さん

平在住 61歳

4月4日

飯田 遼さん

プロバスケットボール、Bリーグ1部の川崎ブレイブサンダースに所属する。

飯田 遼さん

川崎市在住 29歳

3月28日

奥 麻衣子さん

川崎市PTA連絡協議会広報コンクールで「ダブル受賞」した

奥 麻衣子さん

有馬在住 47歳

3月21日

大森 達也さん

#かわさき推しメシでグランプリを受賞した「ブラッスリーほっぺ」のオーナー

大森 達也さん

幸区在住 60歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook