神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2021年11月12日 エリアトップへ

野球ファン、「10・19」を追憶 SNSで 富士通スタから配信

スポーツ

公開:2021年11月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
往年のユニホームを着用してトークライブ配信を行う関係者
往年のユニホームを着用してトークライブ配信を行う関係者

 33年前の「10・19」の試合の思い出を分かち合おうと、プロ野球パ・リーグを愛する人たちでつくる「純パの会」が10月19日、SNSを使いトークショーの音声配信などを実施。当時と同じ時刻での同試合の実況も行われ、富士通スタジアム川崎(川崎区)から配信した。

 「10・19」は、同スタジアムの前身である川崎球場で88年10月19日に行われたロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)対近鉄バファローズ(現オリックスバファローズ)のダブルヘッダー(同日2連戦)。この年最下位のロッテが死闘の末、近鉄の優勝を阻み、「ロッテが日本中の敵となった」とも言われた。プロ野球ファンの間では語り草となっている。

 「10・19に昔の川崎球場を語る」と題したトークショーは、同会のキタトシオさんがMCを務め、当時、ロッテの応援団員だった横山健一さんと阪急ブレーブスの応援団員だった田中正恭さんがゲスト出演。

 「10・19」の思い出では、チケットを売る人やもぎりが足りない中、大勢の人が詰めかけ、球場入口付近が混雑していたことを横山さんが語った。また、球場内のスタンドは超満員だったと報じられたが「企業が購入していたシーズンシートの一角だけは空いていた」事実を明かした。田中さんは第2試合から観戦。第1試合が行われている最中、阪急球団の身売りの報に接し、衝撃を受けた心境を語った。川崎球場の思い出についても言及。「人手が足らず、ビールの売り子に球団旗を振る作業を手伝ってもらった」と懐かしんだ。

松坂引退登板の裏で梨田がタイムリー

 第1試合が始まった午後3時から、当時の試合映像に合わせながらツイッターで実況する「#ここだけ33年前の川崎球場」も行われた。「瀬戸阿波(@setup1019)」のアカウントで試合が終わった10時44分までつぶやき続けた。

 この日は、埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手の引退試合と重なった。松坂投手が登板した時の実況は、第1試合の九回表に梨田昌隆選手がタイムリーを放った場面だったという。この実況は2015年から毎年この日に行われている。

中原区版のローカルニュース最新6

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月26日

若者文化推進など追加

ふるさと納税の活用事業 川崎市

若者文化推進など追加

4月26日

市制100周年で1万発

第83回多摩川花火大会

市制100周年で1万発

4月26日

工場夜景とフラに200人

工場夜景とフラに200人

クルーズ船利用「観光資源に」

4月26日

工作通し、英語を学ぼう

工作通し、英語を学ぼう

4月28、30日にイベント

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook