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公開日:2026.07.10

硬式野球・川崎西シニア 初の全国出場 創設18年 関係者一丸でつかむ

  • 全国大会出場を決めた選手たち=チーム提供

    全国大会出場を決めた選手たち=チーム提供

  • 監督を胴上げする選手たち

    監督を胴上げする選手たち

 中学硬式野球の川崎西リトルシニアが7月31日(金)から明治神宮野球場などで開催される、シニア日本一を決める「第54回日本リトルシニア日本選手権大会」に初めて出場する。5月から行われていた関東連盟200チームが参加する夏季大会でベスト8に進出。チーム創設18年目で初の全国大会への切符を手にした。徳永耕治監督は「目の前の試合を戦うだけ。選手たちのプレーが楽しみ」と大舞台での選手たちの躍動に期待を寄せる。

 2009年に創設された同チームは中原区内の多摩川河川敷の丸子橋硬式野球場等をメイングラウンドに、平日は週に一度、高津中学校を使って練習を行っている。

 夏季関東大会は、3年生にとって夏の全国大会につながる最後の大会。トーナメント方式で行われ、上位12チームが出場権を得ることができる。初戦の蕨(埼玉県)から、八王子(東京都)、成田(千葉県)、神奈川綾瀬を相手に、エースの横山祐介選手(中原中)、今田成哉選手(西高津中)の投手力を中心とした堅い守備と、バントなどで作ったチャンスを確実にものにする攻撃で勝ち上がっていった。徳永監督は「大会前に主力選手がけがをし、厳しい大会になると思っていた。代わりに出た選手が活躍してくれた」と振り返る。

 勝てば全国大会が決まる5回戦では、春の関東大会で延長タイブレークで敗れた練馬北(東京都)と対戦。初回に先制するも逆転を許し、同点に追いつくという苦しい展開の中、延長タイブレークで雪辱を果たした。準々決勝では、優勝した取手(茨城県)に敗れたが、初の全国の切符を手にした。有馬史竜主将(東高津中)は「1年生のときから全国に出ることを目標にやってきたので、勝ててうれしかった。お世話になったOBやコーチ、保護者に感謝したい」と喜ぶ。徳永監督は「全国大会は、遠い場所だと感じていた。選手たちがしっかりと役割を果たし、コーチ、保護者も一体となってつかんだ勝利。昨年からの選手の成長が頼もしかった」と目尻を下げる。

昨年からの経験が糧に

 チームは長らくベスト8の壁に跳ね返されてきたが、今の3年生は昨夏行われた南関東支部の2年生大会で初優勝。秋季大会では、南関東支部2位で関東大会に出場したが、2回戦で涙を飲み春の全国選抜大会出場はかなわなかった。春季大会は南関東支部で敗者復活戦を勝ち上がるも、関東大会初戦で敗れていた。

 スローガンに「やる気、負けん気、根気」を掲げる同チーム。徳永監督は「この3気を体現しているのが今のチーム。昨年からの経験が結果につながった。全国大会で選手たちがどんなプレーをしてくれるのか、成長を楽しみにしたい」と活躍を願う。

 なお、1回戦は8月1日(土)に長岡東(新潟県・信越連盟)と対戦する。

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