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【Web限定記事】 市民団体モモの会 コロナ禍に「おしゃべり」を 雑談ダイヤルを開設

コミュニティ社会

掲載号:2020年10月30日号

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同会代表の相澤さん(中央)
同会代表の相澤さん(中央)

 コロナ禍で友達と気軽に会えない人に、「おしゃべり」で少しでも心を軽くしてほしい――。そんな願いを込めて、市内で活動する傾聴ボランティア「モモの会」が7月に、1回30分を目安に気軽に雑談できる電話を開設した。

 「コロナで日常が一変し、外出も思うようにできずにストレスがたまってしまう人に利用してほしい」と話すのは、同会で代表を務める相澤ミチ子さんだ。

 これまでに20件以上の電話があり、利用者は60〜80代の女性が多いという。話題は、コンピューター化していく社会から取り残されるような寂しさ、膝や腰が痛いという健康不安などのネガティブなものから、昔当選した宝くじの話や友達と買い物に出かけた楽しい思い出などポジティブな話まで幅広い。

 相澤さんは「電話で初めて、自分のことをゆっくり聞いてもらう時間がなかったと気づく方もいます。誰かに話をするだけで気持ちが昇華していくこともあります。電話だけでも、そんなことができるんです」と活動の可能性に自信を見せる。

互いに名乗らず安否確認かねて

 「モモの会」は2015年から活動開始。自宅から出にくい高齢者や独り暮らしの人などに安否確認を兼ねて電話をかけ、楽しく話をするボランティア団体。これまでは、社会福祉協議会や地域包括支援センター、民生委員などから紹介された人に限って電話をかけてきた。傾聴スキルを磨く13人のメンバーが所属している。同会の名前の由来は、ミヒャエル・エンデの児童文学『モモ』。「主人公の女の子・モモと話をした登場人物たちは、不思議と悩みを解決していく。そんな存在になりたくて」と相澤さん。

 同会では、電話をかけてきた人に名前は尋ねず、相談員も名乗らない。相澤さんは「悩み相談でなくてよい。個人情報などの秘密は厳守します。気楽に電話をかけてほしい」と呼び掛ける。

 番号は【携帯電話】080・6692・2475。受付時間は平日の午前10時から午後0時30分までと午後1時から4時まで(木曜日を除く)。
 

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