公民館に使用料を導入する案が市から示されたのを受け、住民団体「さがみはらの宝、みんなの公民館を守る会」主催の反対集会が1日、相模原市民会館で行われた。
公民館利用を巡っては、今年2月に市が市議会全員協議会の場で使用料を課す考えを表明。9月議会には条例改正案を上程する見通しで、2018年度からの施行をめざしている。
今回、「『さがみはらの宝・公民館』を守り・発展させる市民のつどい」と題した集会には、地域住民のほか、反対の意を唱える元市職員や市議らが出席。公民館の使用をめぐる受益者負担の在り方や減免措置について話し合われた。出席した元相模原市助役で都市計画部長を務めた古川喜章さんは教育機関としての公民館の存在意義を協調した上で、「公民館の有料化を条例にするということは教育機関に対する市の考え、姿勢が問われる」と話し、住民に向けても利用について積極的に議論していく必要性を訴えた。住民からは「地域の自治会に必ず自治会館があるわけでない」や「子育ての悩みを話し合う場が有料化したら困る」といった声も上がっていた。
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