女子サッカー・なでしこリーグ1部が3月21日に開幕し、各地で熱戦が繰り広げられた。地元チーム、ノジマステラ神奈川相模原はホームの相模原ギオンスタジアムで迎えた第1節、マイナビベガルタ仙台レディースに1対0で勝利。続く24日の第2節、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦には0対1で敗れたものの2試合を終え10チーム中5位につける。
野田朱美新監督の初陣となった第1節、スタジアムでは1433人の観衆が声援を送った。試合は、選手達も「経験したことがない」と口を揃えるほどの強風のなか始まった。風上を選択したノジマが、前半は勢いに乗って攻める。14分には、中野真奈美選手がコーナーキックから直接ゴールネットを揺らし先制。得意の左足から「狙っていた」というセットプレーで今シーズン初ゴールをあげた。守備陣も体を投げ出してゴールを死守。1部リーグ挑戦3年目で初の開幕戦白星となった。
試合後、野田監督は「強風のなか、タフな試合を勝てたことは今後につながる。1試合目としては80点」と明るい表情で振り返った。次節は3月30日(土)、ホームにAC長野パルセイロ・レディースを迎える。午後1時にキックオフ。
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