成人式・はたちのつどいについて相模原市は3日、2022年の法改正で成人年齢が18歳に引き下げられた後も参加の対象を20歳のまま継続する方針を明らかにした。
成人式の参加対象年齢をめぐっては、18歳引き下げ決定後、国で議論されたものの結論が出ず、行政判断に委ねられる様相となっている。そこで市は、例年実施している新成人対象の成人式に関する直近のアンケート調査で現行通りの20歳での式典やイベント実施を望む回答が約75%に上ったことを重視。対象を18歳にした際、受験期と重なることや実行委員が集まりにくくなるなどの懸念から今回の決定に至った。
市こども・若者支援課の佐々木純司課長は「調査結果などを踏まえ20歳が望ましいとのことから決まった。郷土愛を育む意味でも成人式は大事な行事。しっかり取り組んでいく」と話す。
対象年齢を表明しているのは政令市では京都市のみで、相模原市は2例目。県内では現在、どの自治体も表明していない。
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