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共和中合唱部 「アンコン」で市内初の金 関東への切符つかむ

教育

掲載号:2020年2月13日号

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当日のリハーサルの様子(上)賞状を手に喜びの笑顔を見せる部員たち=同部提供
当日のリハーサルの様子(上)賞状を手に喜びの笑顔を見せる部員たち=同部提供

 共和中学校合唱部が1月12日にやまと芸術文化ホールで行われた「第22回かながわヴォーカルアンサンブルコンテスト(通称・アンコン)」に出場し、小中学校の部で市内初となる金賞に輝いた。同部は県代表として3月8日に新潟県で開催される関東大会へ出場する。

 同コンテストは県合唱連盟が主催。関東大会に出場する県代表を決めることなどを目的としている。毎年8月に主催・開催する「合唱コンクール」とは異なり無伴奏(アカペラ)であるため、高いレベルでの精密さが求められる。2日間にわたって行われ、小中学校、高校、混声、女声・男声の部門で歌声を競う。

 3年前には同コンテストに推薦枠から出場し、銀賞を受賞している同部。「今度こそ頂点を」という意気込みだった。「緊張が大敵」(松下由加里顧問)の本番。当日は1・2年生を中心とした13人で舞台に立った。部長の佐藤恵雨(あやめ)さん(2年)は「場を和ませようと、とにかく『笑顔!笑顔!』と部員全員で声を掛け合った」と振り返る。平和への願いを訴える「虹の輪の花」がホールに響き渡ると、その息ピッタリのハーモニーが審査員から高い評価を得、300点中274点で14校の頂点に立った。

「一本のリボンのように」

 松下教諭の指導は徹底している。教室に踏み込んだ生徒らは、発声練習も兼ね、返事はソプラノ声で「ハイ」と返す。感情の表出にも慣れさせるため、練習中は身振りを思いのままに付けながら歌うよう指導している。

 松下教諭は、5年前に同中に着任する以前は吹奏楽の顧問をしていた。「8分音符のとらえ方など、吹奏楽と合唱では異なる点もあり、慣れるまではすごく戸惑いました」と松下教諭。合唱では「一本のリボン」のように滑らかに歌い上げるのが良いのだという。

週1回のノート

 吹奏楽部の顧問だった当時から、実力校の指導を取り入れようと、仙台市の有名校などに単身練習を見に行った。それは合唱部の顧問になってからも変わらず、大会で気になる学校があれば後日相手校に連絡し、指導法を教えてもらう。その交流からヒントを得て始めたのがミュージカルだ。表現力を養う目的で、同部では毎年の定期演奏会で本格的なミュージカルを発表している。部員全員と週1回交わす「ヴォーカルノート」も大切なコミュニケーションツール。部活時間が限られる分、それぞれが普段どのようなことを考えているのか書いてもらい、指導に役立てている。

 関東大会は3月8日(日)、新潟県民会館で行われる。佐藤部長は「”金”が目標だけど、それよりも、全員で一つになって歌い切りたい」と笑顔で語った。

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