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さがみはら中央区 文化

公開日:2020.09.03

「線香花火で前向きに」
納涼実行委 1万本を配布

  • 市役所を訪れた人に線香花火を配布する本村市長(左)と久野実行委員長(中央)=8月24日

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で相模原納涼花火大会の通常開催が中止となったことを受け同大会実行委員会は、当日打ち上げる予定だった1万発の代わりに、同じ数の線香花火を8月22日から26日にかけて市内4カ所で無料配布した。



 24日は市役所正面玄関前で、線香花火5本入りの袋300セットを配布。本来ならば大会が実施されるはずだった8月第4週の土曜日に合わせて家庭で実施してもらえるよう呼びかけた。公務の合間を縫って配布に参加した本村賢太郎市長は、「すばらしい企画。通常開催は中止になったが、まずは家で花火を楽しんで」と話していた。



 今回の配布は、同大会の会場である高田橋周辺河川敷の整備のために同実行委が行っているクラウドファンディングのPRも兼ねたもの。久野新一実行委員長は「1万本の線香花火を心のよりどころに前向きな気持ちになってもらえたら。来年の開催の足がかりにもしていきたい」と話した。

 

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