中学生硬式野球チーム・相模ボーイズ(岩永一志監督)は9月に行われた第17回日本少年野球厚木大会でベスト4に進出し、2年ぶりに「日本少年野球 東日本選抜大会」(以下東日本大会)への切符を手にした。
9月5日から約1カ月間にわたって行われた同大会。1回戦の横浜ボーイズ戦では谷亀和希投手(中2)が3者連続奪三振の好投で流れをつくり、3対0で勝利。2回戦の横浜瀬谷ボーイズ戦では先制点を奪われるものの3回裏に同点に追いつき、5回裏でチャンスを逃さず2点を勝ち越し、東日本大会進出となるベスト4がかかる湘南ボーイズとの3回戦へ駒を進めた。強豪といわれる横浜瀬谷ボーイズを撃破したことが自信となり、その勢いのまま3回戦も4対3で勝利を収め、東日本大会進出を決めた。谷亀投手はこの試合まで全て完投した。
新型コロナウイルス感染症拡大のため、活動の一時休止や練習時間の短縮を余儀なくされてきた同チーム。岩永監督は「限られた時間でできることを徹底してやった。そのことが今回の結果につながったと思う」と振り返る。
同チームは10日から福島県で行われる東日本大会へ出場する。岩永監督は「まずはチームの力をつけて、1つでも多く勝ち進む」と目標を話した。