富士見小学校(二宮昭夫校長)6年3組の児童が制作した「オンライン旅行」の行程発表会が10月21日、アリオ橋本(緑区)で行われた。
オンライン旅行とは観光地などの場所に出向くことなく、写真や動画などにガイドによる解説を併せることによって旅行を疑似体験できる、コロナ下において生まれたサービス。「外出を自粛している地域住民を元気にしたい」という児童のアイデアから、同組では総合的な学習の時間に日本各地の魅力を紹介するオンライン旅行づくりに取り組んでいる。制作にあたっては旅行業者・HIS橋本営業所の関根拓也所長や、実際にオンライン旅行を手掛けるプランナーが協力。発表資料の作り方やプレゼン方法などに対してアドバイスをもらいながら、旅行を完成させた。
アリオ橋本では大分県や知床半島などの観光地のほか、歴史をタイムスリップする旅行などをそれぞれ発表。現地の人に電話で取材した情報や写真を盛り込んだ映像を流しながら解説し、時折クイズやダンスを織り交ぜるなど、立ち寄った地域の人たちを楽しませていた。
発表を終えた同組の児童たちは「学校で発表した時と場所が違うことに緊張したけど、やりがいがあった」「下を見ず、笑顔で説明することを心掛けた。知らない人の前でプレゼンできて自信になった」と振り返り、笑顔で感想を話した。
同組は今後、これまでの経験を生かして地元である相模原市のオンライン旅行を制作し、地域に向けて発表する予定。
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