今シーズンからSC相模原のスタジアムMCを務める 福田 悠(ゆう)さん 南区出身 36歳
チームに寄り添うMCに
○…ホームゲームの試合前、サポーターが席を埋めつくそうとする時間帯に選手を紹介したり、選手がゴールを決めた際に得点者をコールするなど、会場を盛り上げるスタジアムMCに挑戦している。フットサルのMC経験はあるが、「(言葉を多く発する)アリーナのMCと違い、出番が限られているので手応えがつかめない」と困惑気味。それでも、自分なりの抑揚をつけるなど試行錯誤を続け、MCに夢中だ。
○…大学卒業後、民間企業に勤め、2012年にフリーライターに転身。フットサルのプレー経験を生かし、サッカーやフットサルの専門誌に寄稿を続け、3年前からは動画配信サービス「ABEMA」でフットサルリーグの実況アナウンサーを務める。相模原からMCの誘いが来た際は「家で飛び上がるぐらい嬉しかった」とオファーを快諾。今年は8年振りに県フットサルリーグのチームに復帰するなど充実した日々を過ごす。
○…相模台小、中学校を卒業。小学生の時は「相模ボンバーズ」で野球を習い、中学校ではハンドボールのキーパーとして汗を流した。大学で始めたのがフットサルだ。上手くなりたいと筋トレや食事制限するなどストイックな一面を見せる。「大事なことは全部フットサルで学んだ。自分のキャリアに生かされている」と力を込める。
○…「MCは脇役。選手に注目してほしい」と謙虚に答える。多くのフットボール選手を見てきたことで、プロの選手になるのがいかに大変かを知っているからだ。SCの良さをもっと知りたいと福島県でのアウェー戦を観戦し、毎週欠かさず練習を見に行くなど研究は怠らない。「チームに寄り添ったMCになりたい。選手が気持ちよくプレーして試合に勝てるように貢献できれば」
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