旗をバックに笑顔で記念撮影する１組の児童
地元ラグビーチーム・三菱重工相模原ダイナボアーズを応援している田名北小学校（村井啓人校長）の４年１組・２組の児童が、オリジナルののぼり旗２種類計40枚を制作し、１月17日に同校の教室で完成披露会を行った。
学区内にチームの拠点があることからここ数年、同校の４年生は総合学習の時間などを通じ、年間を通してダイナボアーズと交流を深めている。そうした中、一昨年はチームを応援するポスターを、昨年は横断幕を贈ってきた。
今回、完成したのぼり旗は高さ約２ｍ。１組は『相模原と共に強くなる』と、２組は『相模原の英雄応援を力に』とデザイン。それぞれのクラスの児童たちが言葉、写真、字体など、全てを主体的に決定して、チームや地元印刷会社が支援し、約半年かけて20枚ずつ制作した。
17日は、チームスタッフを務める成昂徳さんと安藤栄次さんが同校の教室を訪問。成さんと安藤さんは、「素晴らしいものができて、選手の大きな力になる。これからも一層の応援をお願いします」と感謝の言葉を述べた。
これを聞いた４年１組の上山湊士くんと須田果莉菜さんは、「多くの人に協力してもらい、助かった。今後もダイナボアーズを応援したい」「制作は大変だったが、思っていた以上に良いのぼり旗ができてうれしい」と話した。
村井校長は「子どもたち全員に、１人１台タブレット端末が配られているので、制作も思ったよりもスムーズに進み、その成果が見られた。子どもたちには良い経験になったのでは」と話していた。
２種類ののぼり旗は、本拠地の相模原ギオンスタジアム（南区下溝）で行われる２月５日（日）正午キックオフのコベルコ神戸スティーラーズ戦と、３月12日（日）午後２時30分キックオフの横浜キヤノンイーグルス戦に掲示される予定。
完成した旗に対する強い思いを話す２組の児童
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