さがみはら中央区・緑区 社会
公開日:2026.10.24
SDGsアワード 最高賞にNPOぴあっと 「まちの価値を高める」
市内のSDGsの優れた取り組みを表彰する「さがみはらSDGsアワード2026」の授賞式が10月22日、市立産業会館(中央区中央)で開催され、NPO法人ぴあっと(五十嵐舞子代表理事)が最高賞の相模原市長賞を受賞した。
同法人は、相模原市に特化した子どもの発達支援情報サイト「みかた」を運営し、市内にある132の療育施設の情報を発信。さらに、療育施設のマップを市内に配架し、デジタルとアナログを組み合わせ、教育現場や保護者へ必要な情報を届けるインクルーシブな仕組みを構築した。審査では当事者起点で活動を急速に広げたネットワークと展開力が高く評価。行政や教育現場を巻き込み、「子育てしやすいまちの価値を高める象徴的な取り組み」と評された。本村賢太郎市長から賞状を受け取った五十嵐代表理事は「地域で顔が見える関係を作ってきたからこそ、このサイトを形にできた。今後は継続していくために市とより連携して地域のインフラを育てていきたい」と展望を語った。
優秀賞には特定非営利活動法人メダカのお弁当と公益社団法人SSPの2団体が選出された。 メダカのお弁当は、宅配ボックスを活用した食支援を入口に、学び・制度・進路の支援につなぐ「地域再接続モデル」の構築が評価された。今後は支援する側とされる側の垣根を越え、誰もが地域の担い手になれるきっかけを増やし、共に支える仲間を市内全域に広げることを目指す。
SSPは、障害者にバイク体験の機会を提供し心のバリアフリー教育と地域の共生社会の実現を目指す取り組みが評価を受けた。体験走行会にはこれまでに延べ200人以上の障害者が参加。今後は障害の有無に関わらず挑戦することができる社会の構築を目指す。
協働賞に選ばれたのは、地域の企業や人物、名所などを題材にした150種以上のトレーディングカードを作成するさがみヒーローズ実行委員会。カード化により子どもから高齢者までの多世代交流を促し、シビックプライドを醸成する。事業者や行政が連携するネットワークへと発展させた点が評価された。
未来創造賞を受賞したのは市立夢の丘小学校4年生。児童が見学や授業を通じて食品ロスを学び、簡易堆肥による肥料作りや啓発ポスター制作、校内フードドライブを自発的に実施。地域と連携した環境・資源循環体験が高く評価された。
同アワードは今年で7回目。相模原市、相模原青年会議所、津久井青年会議所の3者による実行委員会が毎年主催している。
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