さがみはら中央区・緑区 文化
公開日:2026.07.09
「マイケル」の魂ここに 市ゆかりのプロダンサーが語るムーンウォーク
「キングオブポップ」の異名で親しまれ、数々のヒット曲を世界に届けた歌手、マイケルジャクソンの半生を描いた映画『Michael』(アントワン・フークア監督)が6月12日から全国の映画館で上映されている。公開から3日間で約67万人を動員し、今年上半期の洋画として群を抜いて注目を集めている。
相模原市とマイケルのつながりと言えば、2013年から開催されている「ムーンウォーク世界大会」がある。同大会の実行委員長を務める前山善憲(のりんご☆)さんと第7回大会のマスタームーンウォーカーの称号を手にしたダンサー・ひとりでできるもんさんに彼の魅力を聞いた。
最初に見た「衝撃」
前山さんは「ペプシのCMで見たムーンウォークが衝撃だった。歩いているのに後ろに進む彼の姿にくぎ付けに」と当時の映像を鮮明に覚えていると話す。「それまでミュージックビデオなどは人並みに見ていたが、同じ人とは思えない動きをしていた」。マイケルと出会ったことがダンスを始めるきっかけになり、現在でも踊りをなりわいにしている。
最大の魅力は「踊りの形を作ったこと」という。「あの動きをするだけで世界中で『マイケルの踊り』と認識させた功績は大きい」と話す。ムーンウォーク世界大会も「みんなで一緒にあの踊りをやろう」という憧れが形になり、昨年で11回目を迎えた。「後にも先にも登場したときにファンが失神するような伝説を持つのはマイケルしかいない」
唯一無二の存在
ストリートダンスを子どものころから踊っていた、ひとりでできるもんさんはダンスを続ける中で「マイケルみたいには動けない」と思い、彼の存在の大きさに気付いたという。「今でもすごく上手にまねる人はいるが、彼の動きはまさに唯一無二」だという。
マイケルがムーンウォークを披露する83年のヒットソング「Billie Jean」のパフォーマンスについて「ムーンウォークをするまでの踊り、タイミング、振る舞い、服装すべてがワクワクさせる。マイケルがやるから意味がある」と最大級のリスペクトを示す。
踊るコツは
2人のプロダンサーにムーンウォークのコツを聞いた。前山さんは「足をゆっくり落とし、肩の高さは一定に」とアドバイス。ひとりでできるもんさんは踊る時の意識として「雨の日にガムを踏んでしまって、地面に靴をこすりつけて落とすイメージで」と話す。
♢ ♢ ♢
前山さんが実行委員長を務めるムーンウォーク世界大会は、今年は冬に開催予定。前山さんは「今年は映画の公開もあり、マイケルの盛り上がりがある。彼への追悼の意も込めて相模原の皆さんと一緒にムーンウォークができれば」と意気込みを語る。
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