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さがみはら中央区・緑区 社会

公開日:2026.10.27

上溝さくら公園 秋に狂い咲き 原因は「葉がない」ことか

  • ポツポツと開花していたマメザクラ(10月2日撮影)

    ポツポツと開花していたマメザクラ(10月2日撮影)

 中央区上溝の「上溝さくら公園」で10月上旬、春に咲くはずの「マメザクラ」が開花した。マメザクラは本来、3月下旬から5月上旬までに咲く桜。強い風にあおられることや、塩分を含んだ風を台風が運び「塩害」が生じることで葉が失われると「アブシシン酸」という植物ホルモンが供給されなくなる。花芽形成を抑制するとされているアブシシン酸の効果を得られないため、休眠を経ずに花が開くと考えられている。実際に、同公園で開花したマメザクラの枝にはほとんど葉がついていなかった。

 相模原市立博物館の秋山幸也館長は「秋咲きの仕組みは単純ではないので、これが決定的な原因とすることはできない」と言う。さらに、「私も秋に咲く桜を毎年どこかしらで見ているので、現象としてはそれほど珍しいものではない。特に、並木の桜よりも風雨にさらされやすい場所で多く見る。ジュウガツザクラというそもそも秋に咲く品種もある」と話した。

40種立ち並ぶ

 同公園は食肉公社跡地の有効活用として2015年に新設された。公社の閉鎖後、少年らによる不法な出入りや自転車の放置などによって周辺環境が悪化していた中、地元住民の強い要望で整備された。

 「見るだけで心が和み、相模原に馴染みのある桜をまちおこしのために」と、敷地内に7種の桜が植えられた。その後、開花時期の異なる品種を10年ほどの間に増やし続け、現在は40種。2月から10月まで花を楽しむことができる公園になった。木には解説が書かれた樹名板が取り付けられている。所在地は上溝1880の7。徒歩6分ほどの所にコインパーキングあり。

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