第71回全日本体操種目別選手権が25日、高崎アリーナ(群馬県)で行われ、町田市在住の畠田瞳選手(セントラル目黒/日体大荏原)が段違い平行棒で優勝した。
リオ五輪でチーム総合4位となったメンバー内山由綺、寺本明日香や村上茉愛、宮川紗江ら各選手も出場した同大会。10月に開催する世界選手権(カナダ)の代表選考も同時に行われた。
畠田選手は跳馬、平均台、段違い平行棒の各種目に出場。予選を段違い平行棒は1位で通過し、跳馬、平均台も上位で決勝へ進んだ。
「日本代表を意識した。今までは見ている側だったけど、初めてその中にいると思った」。演技後、記者団に感想を話した。
段違い平行棒は得意種目。「必ず成功させたい」。すべての技を完璧に演技し、着地もピタリと止めた。会場は大きな拍手で包まれ、誰もが1位を確信した瞬間だった。
13・950で日本のエース寺本選手を抑えて種目別で初優勝。残念ながら世界選手権の代表には選ばれなかったが(補欠で登録)、「総合力を付けて日本代表に」と意欲を見せた。平均台は4位、跳馬は8位だった。
南成瀬中学出身。
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