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町田 社会

公開日:2022.11.24

「キャンパス内の八百屋」に挑戦
法政大学生チームが地元野菜を販売

  • 次々と来るお客さんの対応に精一杯

  • チームエシカルのメンバーら

 法政大学(相原町)の学生団体ホーセーイノベーションクラブ・チームエシカル(井上あすか代表・社会学部3年)は11月9日の昼休み、キャンパス内で初めて、地元野菜の販売に挑戦した。

 午後の授業が控えているにもかかわらず、店頭には多くの学生や職員らの人だかりができ、結果、合計10種類、83個の野菜を完売することに成功した。

 授業の合間に並んだ現代福祉学部1年の清水のどかさんは長ネギ、大根、白菜、ナスを購入。「一人暮らしをしていて、野菜を食べていないので、学内で買えて嬉しい。たくさん買ってしまった」と喜んだ。一方、サツマイモ1本を買った同1年の杉本遥佳さんは「チームの活動をSNSで知って興味があった。応援のつもり」と話した。

 学生に自分達のキャンパスと地域の農業の近さを実感してもらい、その魅力を改めて認識するきっかけを作ることが目的の今回の企画。井上代表は「キャンパスで野菜を買い、持って帰ってもらうというスペシャル感を演出するため、スタイリッシュなヴィジュアルの店構えや袋をデザインし、メニューカードを作成するなど工夫を凝らした。多くの人たちとの出会いに繋がり嬉しい」と喜ぶ。野菜の入荷などで協力したJA町田市の嶋崎幸一さんは「おしゃれな紙袋やレシピなど、学生ならではの売り方に驚いた。大盛況だったので、今後も続けてもらいたい」と話した。

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