中町出身伝染病を治療
「八王子の野口英世」とも称される中町出身の医師、肥沼信次(のぶつぐ)氏(1908-1946)にちなんだイベントが今年も開催される。
「お帰りなさい!Dr・肥沼 ドイツの味覚と文化を楽しむ1日」=画像=は10月14日(月祝)、西放射線ユーロードの横山町公園とその周辺で行われる。午前11時から午後4時まで。荒天中止。主催は同実行委員会(塚本回子実行委員長)。昨年に続き2回目の開催となる。
肥沼医師は第二次大戦後のドイツ・ヴリーツェン市で伝染病チフスの治療にあたり多くの人の命を救った。だが、自らもチフスにかかり37歳の若さでこの世を去った。その存在を多くの人に知ってもらおうと、塚本さんらは2016年には市民団体「Dr・肥沼の偉業を後世に伝える会」を発足している。
冨永さんも
ステージでは肥沼医師の母校である市立第三小学校(寺町)の児童による合奏、創作ダンスチームの「ヴリーツェンの桜」演舞、地元中学によるブラバン演奏、紙芝居などが企画されている。スペシャルゲストとしてソプラノ歌手の田中三佐代さん、八王子観光PR特使で昨年肥沼医師をテーマにした歌「Life is Waltz」も作ったシンガーソングライターの冨永裕輔さんも登場する。
また飲食ブースではドイツワイン、ビール、ソーセージ等が販売される。
イベントは肥沼医師の誕生日(10月9日)にあわせて行われる。なお肥沼医師の実家の医院が中町にあったことから、会場近くの中町公園には顕彰碑が建てられている。
問い合わせは塚本さん【電話】042・664・9539へ。
|
<PR>
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|