八王子 スポーツ
公開日:2026.07.23
セガサミー野球部継承へ アルフレッサと基本合意
戸吹町に専用球場を持ち、今年5月に2026年シーズン限りでの活動終了と廃部を発表していた社会人野球「セガサミー野球部」が、実質的に継続される見通しとなった。運営元のセガサミーホールディングス(株)(本社=品川区)が7月14日、医薬品卸大手のアルフレッサ(株)(本社=千代田区)とチームに関する基本合意書を締結したと発表した。
同部は05年の創部以来、都市対抗野球で3度の4強入り、日本選手権で準優勝を果たすなど、社会人野球界で確かな存在感を示してきた。また、市内を中心としたボランティア活動やスポーツ教室を続けてきたことでも知られている。
一時は20年の歴史に幕を閉じると発表され、ファンから惜しむ声が上がっていたが、今回の合意により一転して継承への道が開けた。合意内容に基づき、選手やスタッフをはじめ、専用球場や室内練習場などの施設設備、これまで培ってきたチーム運営のノウハウ一式が、アルフレッサが新たに設立を予定している社会人野球チームへと引き継がれる方向で協議が進められる。
同部の佐藤俊和監督は、今回の締結に対して「率直に言ってありがたい。選手によっては廃部で行くところがなく、野球を辞めざるを得ない状況になる場合もあったため、続けられる環境に感謝している」と心境を吐露した。
合意の背景は
アルフレッサ(株)の親会社であるアルフレッサホールディングス(株)の広報担当によると、医薬品の供給などを通し人の健康を支えるアルフレッサグループは、人財の活躍推進なども掲げており、同社からセガサミーにコンタクトをとったという。野球を通じて、人財育成や活躍推進を行うことに加え、地域住民に観戦・応援に参加してもらい、スポーツに親しむ機会や地域コミュニティの活性化への貢献を目指す。
担当者によると、新しいチーム名は「検討中」。選手やスタッフの所属や働き方、練習頻度についても「両者で協議する」という。
同チームは毎年オフシーズンに合わせ、市社会福祉協議会と連携し、市内の学童保育所や福祉施設でボランティア活動を実施。今年も7月15日の第八小学童(石川町)でのティーボール教室を皮切りに、9カ所での活動を予定している。
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