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公開日:2024.01.01

2024年 冬本番
交通事故より多い「ヒートショック」にご用心
死亡者の8割が高齢者 その対策とは

  • 高齢者に多いヒートショック

    高齢者に多いヒートショック

  • ヒートショック対策の暖房器具について説明する宮本店長

    ヒートショック対策の暖房器具について説明する宮本店長

  • 交通事故より多い「ヒートショック」にご用心 (写真3)

 冷え込みがさらに増す冬本番。入浴のため脱衣所で衣服を脱ぎ、いざ熱いお湯に足を入れたとき――注意が必要だ。

 「ヒートショック」とは、気温の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することで心臓や血管に異状が起きること。その原因は、脱衣所や浴室が寒いと、血管が収縮し血圧が上がる。その状態で熱い風呂に入ると、逆に血管が広がり、血圧が急激に下がる。それにより入浴中の突然死や、意識障害に陥り溺死するケースが起こるなど、各所で注意喚起されている。築年数の古い一軒家など、毎夜冷えによるストレスを抱えながら入浴する人も少なくないだろう。

交通事故の3倍

  東京都健康長寿医療センター研究所が過去に行った調査では、1年間に全国で約1万7千人もの人がヒートショックに関連した「入浴中急死」に至ったと推計されている。この数は、交通事故による死亡者数の3倍をはるかに超える数で、うち高齢者は1万4千人、全体の約8割を占めた。

 背景には、裸で冷えることや、入浴時はほとんどの人が一人で、事故があったときに発見が遅れやすいことが挙げられている。

寒い場所をつくらない

 同センターでは、高齢者が安全に入浴するためのポイントをまとめたパンフレットを公表。それによると、避けた方がいいのが気温の急激な変化による血圧の乱高下。対策としては、冷え込みだす前、日没以前に入浴を済ませることや、温度設定を41℃以下にすることなどが記載されている。

取り入れやすい暖房器具

 その中で代表的な対策の一つが、脱衣所や浴室に暖房器具を置くことだ。しかし、脱衣所に石油ストーブなどを置くには手狭であったり、消し忘れによる火災や一酸化炭素中毒の心配もある。浴室に浴室暖房(浴室換気乾燥暖房機)を取り付けるにも、大掛かりなリフォームに躊躇するケースもあるという。

 市内で家電の修理・販売業を行う「でんき屋本舗」によると、ヒートショック対策のためにも、脱衣所などに設置する暖房器具の問い合わせが増えているという。「最近は壁掛け式の『脱衣所ヒーター』が人気です。コンセント式で、床に置くのではなく壁に掛けられるので場所を取らず工事も不要です」と宮本健也店長。

 加えて「インターネット通販で買う方も多いですが、トラブルに遭わないためにも、地元に根差して直接のやりとりができる販売店での購入をおすすめします」と買い方のポイントを話した。

 今回話を聞いたのは、椚田町の電器販売店「でんき屋本舗」=写真。同社は高齢者から相談の多かった家電販売業を展開し、2018年には「多摩グリーン賞」を受賞している。

 同店によると、「お客様が当店の名前をインターネットで検索し、別の業者に間違えて電話して高額な請求をされるトラブルに巻き込まれたと聞いている。電話する際は番号を間違えないように気を付けて」と呼びかけている。

■椚田町586の3【電話】042・661・6906(年始は4日から営業)

でんきや本舗

八王子市椚田町586−3

TEL:0426616906

https://denkiyahonpo.wixsite.com/denki

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