大和リトルシニア出身で、昨年10月のプロ野球ドラフト会議でオリックスバファローズから育成1位で指名された佐藤一磨投手(横浜隼人高3年)の激励会が12月21日、藤沢市内の飲食店で行われた。
激励会には、野村博宣会長、瀬川博之監督をはじめ大和リトルシニアの関係者やOB、現役選手ら約40人が参加。佐藤選手が恩師と慕う藤沢少年野球クラブ在籍当時監督だった吉田晴一さんも列席した。
佐藤選手は中学時代の3年間大和リトルシニアでプレーした。チーム創設以来初のプロ野球選手誕生に、野村会長は「一日でも早く支配下登録選手にとは思うが、まず怪我をしないよう体を大切に、慌てずじっくり頑張って」と激励した。
「小学校の卒業式に、クラブのユニフォームで出たんですよ」と懐かしそうに目を細めた吉田さん。今年2月に50周年を迎える同クラブにとっても初のプロ野球選手の誕生に「50周年に華を添えてくれた」と喜んだ。
ドラフトから2か月余りが経ち「ようやく実感がわいてきた」と話す佐藤投手。育成契約は「正直悔しい」と本音を漏らしたが「千賀(滉大/ソフトバンクホークス)投手のように育成から日本を代表する選手もおり、刺激になる」と前向き。「支配下登録は通過点。1軍で投げること」を目標に恩返しを誓った。
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