大和市は子どもが訪れる飲食店や医療機関、公共施設等の身近な場所に絵本棚を設置する「まちなか絵本スポット事業」をこのほど開始した。現在、順次設置を進めている。
大和市は「絵本のまちやまと」をブランド施策の一つに掲げ、施策の中心施設であるシリウスには全国の自治体が視察に訪れるなど、高い評価を受けている。
そうした中、子どもたちが立ち寄る頻度が高い場所に絵本棚を設置することにより、子どもたちが絵本に親しみ、読書活動を後押しするため事業をこのほど開始した。
市は設置に協力してくれる事業者を7月から募集。9月7日時点で13事業者から応募があった。8月末から順次設置を開始、7日時点で飲食店、児童館、薬局、クリニックなど10カ所に設置された。事業を進める市図書・学び交流課は「今後も募集を継続し、最終的には50カ所程度を目指したい」と話す。
絵本は市立図書館が貸与したもの。現在は0歳から2歳、3歳から6歳、0歳から6歳、7歳以上と年齢層によって30冊のセットを用意。幅36cm、奥行き37cm、高さ37cmの木箱の棚に、図書館司書が選んだ絵本が設置されている。期間は最長1年間。
一番最初に設置を行った林間にあるイングリッシュカフェ「 ザ・ハミングスプーン」。同店オーナーの真名田まゆみさんは「店には元々、キッズスペースはあったが、お母さまが絵本を読んであげ、お子様が喜んでいる姿が増えた。親子のコミュニケーションの向上に役立っているのでは」と話した。
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