大和 コラム
公開日:2023.05.05
徒然想 連載302
花のお寺 常泉寺 住職・青蔭文雄
今月は仏法には明日ということあるまじき、です。
出典は室町、蓮如(れんにょ)の言葉。『蓮如上人御一代記聞書(れんにょしょうにんごいちだいきききがき』。意は、仏法を聞き学ぶということについては、明日という日はありえないと、心得なくてはならないということです。
仏教で「聞く」「学ぶ」ということは、身に着ける、体得するという事です。道元が「学道(仏法の道を学ぶ)」というときの学ぶとは、知識だけではなく「行(ぎょう)ずる」とか「修める」という事です。ゆえに、学道とは仏法の道を究め、体得することなのです。
この文言では、何事についても明日があるというような考えをもつことは、改めていかねばならないと教えています。俳聖芭蕉は臨終の数日前に、「平生すなわち辞世なり」と言ったと伝えられています。平生とは日常生活ということですので、日常生活が臨終である、と教えています。今、ただいま生きていることが死と隣り合わせなのです。ところが私たちはこの真相に気づかず、明日があるという考え方をしている。このような考えで人生を歩むとき、空しく時を過ごしてしまうと、師は諭しています。
桃蹊庵主 合掌
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