神奈川県商業教育研究会が主催する「第39回全国高等学校簿記競技大会」神奈川県予選が6月、横浜商業高校で開かれ、厚木商業高校の簿記部が1枠しかない全国大会団体の部での出場を決めた。全国大会への出場は昨年に続き2度目。
大会は県内の商業高校5校から各校6人が出場し、上位3人の得点の合計が最も高い学校が全国大会の団体の部に出場する。また個人で上位3位までに入賞した生徒のうち2人が個人の部に出場する。ただし、団体の部と個人の部の両方に出場することはできない。
同校は出場した6人のうち5人が入賞を果たした。部長を務める平野海斗さん(3年)は個人で1位の成績をおさめ、今回の全国行きの立役者だ。「個人での優勝も目指していたが、自分ひとりが全国に出場するわけにはいかなかった。来年、統合するので厚木商業高校の名を背負う最後の部長として団体で出場をしたかった。後輩2人には感謝しかない」と、共に出場する平山隼さん(2年)と鴨志田優愛さん(2年)にねぎらいの言葉を掛けた。
また「普段は部員20人の練習では最下位の成績を競う」と笑う平山さん(2年)と鴨志田さん(2年)は本番での強さをみせ、平山さんは「全国では、さらなる高見を目指します」と話し、鴨志田さんは「県での結果が悔しいものだったので全国では悔いのないように頑張ります」と意気込みを語った。全国大会は7月16日(日)、都内にある日本大学のキャンパスで開かれる。
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