歴史ある「田代半僧坊春の大祭」が4月17日、愛川町田代の勝楽寺(鴨下俊道住職)で開かれた。
この祭りは山の守り神半僧坊大権現の分身を静岡県のお寺から1890年に勧請して以降、続いている。かつては祭りの日に地域に嫁いだ花嫁などがお披露目をかねて詣でたことから「美女まつり」とも呼ばれる。嫁入りした翌年も晴れ姿でお礼参りに訪れたという。鴨下住職は「今でも晴れ姿ではないが夫婦でお礼参りをする方もいる」と話す。今年は103店もの模擬店が山門から本堂までずらりと並び、午後4時過ぎから、寺に向かう平山橋の上が多くの人でにぎわった。
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