元サッカー日本代表で昨年末にJリーグ「FC東京」を引退した石川直宏さんが先月29日、生まれ育った横須賀で講演を行った。横須賀商工会議所青年部の主催。150人の参加者が耳を傾けた。
石川さんは身長の低さをコンプレックスに感じながらも負けん気に火をつけて技を磨いたジュニア時代、18歳で果たしたJリーグデビュー、日本代表での経験、度重なる怪我など、栄光と挫折を繰り返した波乱万丈なサッカー人生を「分岐点」のキーワードを持ち出しながら振り返った。
「チャンスも逆境も思い返せばすべて良きこと。分岐点を力に変えてきた」と石川さん。環境の変化を受け入れ、努力を続けることでつながること、つながる人がいるとした。
石川さんは現在、FC東京コミュニケーターに就き、サッカーの魅力発信に努めている。先のロシアW杯ではNHKの解説として活躍するなど新境地を拓いている。
当日は小学生サッカー教室でコーチも務めた。
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