戦後福祉のパイオニアとして、田浦の基督教社会館で50年間館長を務めた阿部志郎氏がこのほど、本を出版した。タイトルは「愛し愛されて―継承の小径」(株式会社クーインターナショナル)=写真。市民団体「横須賀学の会」代表の大橋祥宏氏など、阿部氏と関わりの深い有志が協力し2016年に関係者に対してまとめたものを、一般向けに出版した。
同著は、阿部氏がこれまでの人生を振り返る自叙伝。2013年に亡くなった妻への追悼から始まり、生い立ち、福祉の道に進むことを決めた経緯、基督教社会館での50年間など、その激動の生涯を当時のエピソードとともに静かに綴っている。
価格は2400円(税抜)。衣笠仲通り商店街の三雄堂書店、文教堂ほかで発売されている。
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