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横須賀・三浦 文化

公開日:2020.10.09

手芸作家秋園さん
パリの展覧会へ初出品
古着物で「裂き織り」ベスト

  • 全て手作りした服を身につける秋園さん(左)、出展作品のベスト(右上)、古着物を切って織り直す「裂き織り」(右下)

    全て手作りした服を身につける秋園さん(左)、出展作品のベスト(右上)、古着物を切って織り直す「裂き織り」(右下)

 手芸作家として活動する秋園圭一さん(久里浜在住)の手掛けた作品が今月14日(水)から18日(日)まで、仏・パリで開かれる展覧会「DISCOVER THE ONE JAPANESE ART 2020」に初出展される。

 絵画や彫刻、服飾など日本芸術家の”今”を紹介する同展。2016年からロンドン、ニューヨーク、アブダビなどで行われ、今回10回目を迎える。審査員が出展作品を評価し、130点の中から「最高の1作」となるグランプリが決まる。

 秋園さんの作品タイトルは「光芒(Angel`s ladder)」。古着物4枚の布地を縦に細く切って織り直す「裂き織り」技法を用いて、雲間から海面に差し込む光をイメージしながら、丈夫でしなやかなベストを完成させた。

 今年1月、都内で開催された展覧会に飾られた作品が同展関係者の目に留まり、参加の声が掛かった。当初、現地に向かうはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今回に限り作品のみの出品となった。

究極のリサイクル

 大学生の頃、手持ち無沙汰で始めたマフラー作りから手芸の魅力を感じたという秋園さん。自身で育てた繭から糸を紡いで編んだシルクマフラーやコーヒーの色素で染めたジャケットなど、これまでユニークな作品を”男目線”で生み出してきた。現在は久里浜にある自身の工房で創作活動を行いながら、手芸教室を開いている。

 展覧会を前に秋園さんは「作品に使う布地はほとんど貰い物で、作品は究極のリサイクルと思っている。物に溢れ、使い捨てされる現代に、改めて古き良き物を再生させる魅力を世界中の人に伝えていきたい」と話す。

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