横須賀・三浦 経済
公開日:2024.01.01
さいか屋横須賀店
「反転攻勢」仕掛ける
年内めどに閉鎖フロアー再開
大滝町の百貨店「さいか屋横須賀ショッピングプラザ」は、2024年を店舗改革の年に位置づけて大幅なリニューアルを行う。21年の閉店・再開以降は縮小営業を余儀なくされてきたが、新店舗の開設とテナント店の入れ替えなどによるフロア構成の見直しで反転攻勢を仕掛ける。主要顧客である50代以上のシニア層の満足度は維持しつつ、30代・40代の中間層も意識した店舗づくりをめざす。
中央エリアでは近年、マンション開発が同時多発で進んでおり、”街なか居住”が今後加速していくことを見込んで居住者の生活スタイルや消費ニーズの変化に敏感に反応していく。従来の百貨店のスタイルに縛られることなく、カジュアル路線を強く打ち出していく考えだ。
第一弾として昨年12月、南館3階に小豆島そうめんと天ぷらをメインに提供する和食店「あさやま」をオープンした。
続く目玉としているのが「デパ地下」と呼ばれる地下の食料品売り場。これまではやや高級志向の品揃えだったが、デイリーユース重視に舵を切り、大手総合スーパーのイトーヨーカ堂が展開する総合食品スーパーマーケット「ヨークフーズ」をテナント店として迎える。約530坪のスペースで同店が生鮮品、弁当、総菜、寿司、ベーカリー、日用品等を扱う。3月下旬のオープンを予定している。
「娯楽の殿堂」の名称でカラオケやeスポーツカフェなど、アミューズメントゾーンとなっている南館では、使用していない地下1階スペースに若い世代を中心に人気を高めているボルダリング施設を開設。横須賀市が推し進める市中でアーバンスポーツを楽しむための環境整備を民間の立場で後押しする。
新型コロナ流行期にワクチン接種会場となっていた本館5・6階のフロアも再開準備を進めており、エリア内にない商品やサービスを軸とした隙間戦略で集客を図る。経営幹部は年内に一定の道筋をつけるとしている。
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