今年4月オープンした現代アートギャラリー「YONABE GALLERY」(安浦町2の33の1)の初の展示企画「RESONANCE」が6月8日(土)に始まる。国内外で活動する4人のアーティストによる「表現とは何か?」というシンプルな問いに迫る絵画作品が並べられる。
同ギャラリー主宰の小澤一航さんは小原台在住の現代アート作家。2004年から都内でのライブペイント企画の立ち上げとともに本格的な創作活動を開始し、米国でのアートフェスへの出展や横浜・元町でポップアップギャラリーの運営などを行ってきた。
「分かりづらくて難しい」というイメージを持たれがちな現代アート。その敷居を下げ、誰もが等身大で芸術を楽しめる空間を目指してギャラリーを開設した。「作家の知名度」や「価格」といった相対的な価値ではなく、受け手が持つ純粋な価値観を尊重し、自由な心でアートに触れることを重視している。
子どもを対象にしたワークショップも不定期で実施。「技術的な上手い下手を意識せず、それぞれが楽しさを追い求めて作品に向き合う子どもたちの姿には大人も学ぶ所があるのでは」。小澤さんもオーダーは原則受けず、「自分がしたいときに、描きたいものを描く」というスタンスで活動を続けている。
「共振」がテーマの企画展には、自身を含め4人の作家が参加。同企画に向けて制作された作品同士が影響し合い、新たな魅力が生まれることを意図している。初日の8日には午後3時からオープニングレセプションを実施。出展者が在廊するほか、全長約1・3mのキャンバスを用いたライブペイントが行われる。
作品展示は7月15日(月)まで。午後1時から8時。定休日は月・水・木曜日(ワークショップ・イベント等で変動)。
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