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横須賀・三浦 経済

公開日:2025.11.21

横須賀海自カレー
艦船ごとに際立つ個性
メニューリニューアル19店で展開

  • CHARA(茶楽)が提供する「護衛艦いずもカレー」

 ご当地グルメ「よこすか海軍カレー」の派生メニューとして人気を博している「横須賀海自カレー」がリニューアルされ、新メニューを含む19種類が市内飲食店(認定店)で11月22日(土)から提供開始となる。

 海上自衛隊横須賀地方総監部在籍の艦船に乗り組んでいる給養員長(料理長)からレシピの提供を受け、各店が忠実に味を再現したもの。2015年に16店舗でスタートしたが、すでに退役となっている艦や新型艦の登場などもあり、メニュー化10周年の節目に一新された。艦船と提供店も新たな組み合わせとなっている=下表参照。

 提供店の一つであるCHARA(茶楽)には、海上自衛隊最大を誇るヘリコプター搭載の「護衛艦いずも」で振る舞われているカレーが割り振られた。2日間炊いた鶏ガラスープとサーロイン、すね、すじの3種の牛肉で味のベースをつくり、飴色になるまで炒めた玉ねぎと野菜、スパイス、調味料を合わせた素材のうま味を凝縮した欧風カレー。同店の寺岡芳美さんが艦船内の調理場を訪れ、直接指導を受けてきた。「総調理時間46時間のプレミアムビーフカレー。至極の逸品」と自信をのぞかせる。他の店舗も特別なレシピを再現した創造性に富んだ海自カレーを提供する。

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